フルートアンサンブル・アルファは２００１年に銀座山野楽器主催のコンテストに出場するために結成されました。このコンテストには毎年出場しており、2005年には念願の金賞をいただき、2007年には2回目の金賞、2009年には大編成の部で優勝いたしました。
　フルートアンサンブル・アルファの名前「アルファ」はギリシャ文字のαで、アルファベットのＡに相当し、心地良い音楽という意味のアルファ波ミュージック、アマチュアのＡ、チューニングのＡ（ラの音）、アルコールのＡなどグループに関連の深い事柄に由来します。
　フルート・アンサンブル・アルファの編成は、ピッコロ、Ｆ管のソプラノフルート、通常のフルート、アルトフルート、バスフルート、Ｆバスフルート、コントラバスフルートなど特殊管を含むフルート属だけのアンサンブルで、フルートの持つ柔らかくやさしい音色に加え、同属楽器のアンサンブルの特徴であるパイプオルガンのような響きや、フルートの機能性を生かした現代的でシャープな感覚など多様なサウンドを持つアンサンブルを目指しています。
　メンバーは当初は１０名弱で、メンバーの構成は毎年少しづつ入れ替わってはきましたが、現在は１５名くらいのメンバーとなり、フルート大好き人間ばかりで構成されています。メンバーは何故か、個性派ぞろいで、練習後の食事やおしゃべり、駄洒落交換会なども楽しんでいます。フルート・アンサンブル・アルファの活動はコンテスト以外にサロンコンサートへの参加、フルートフェスティバルへの参加、デイケアセンターへの訪問演奏などを行っており、2007年には第1回の演奏会を開催し、2009年は第2回演奏会を行い、創設10周年となる今年も第3回目の演奏会を計画しております。